ガラスコーティングの皮膜厚

2021-12-18

ガラスコーティングの皮膜厚

さて、今回サンコウ電子さんのご協力の元きちんとした膜厚を測定すべく以下画像にあります様にきちんとした数値が出ております。まずは、鉄素地の磁性皮膜上での測定です。

膜圧計のゼロ調整 金属素地0um
必ず膜厚計は、ゼロ調整をします。 こちらの画像は、鉄素地なのでぴったり0um
103umのシート 103um
いきなり測定するのではなく、まずこの103umのシートが素地上で103umになるか試します。調整出来ていない測定器で計るのは愚の骨頂。 素地上に103umのシートをのせて測定、103umです。こうすることで測定誤差のないより精度の高い測定が出来ます。
塗装総皮膜191um コーティング済みの総皮膜、195um
こちらは、コーティングをしていない塗装そのものの総皮膜、191umです。 こちらは、コーティング済みの総皮膜、195umです。単純計算で195um-191um=4umとなります。
塗装総皮膜207um コーティング済みの総皮膜、209um
コーティングをしていない面をもう少し下にずらし測定すると207um、なぜ上と下で数値が違うかと言うと、塗装面は、正確に均一ではないからです。 こちらは、コーティング済みの総皮膜209umこちらも単純計算で209um-207um=2umとなります。
上記計算上、コーティング皮膜は4um、下のコーティング皮膜は2um
皮膜差の平均値を取ります。これも単純計算で計った皮膜4um+2umを計った回数で割ります。
4um+2um÷2=3umとなります。要するに薄い所で2um厚いところで4um平均で3umと言うことになります。
さて、一口にコーティング皮膜が、○ミクロンと謳う業者や販社の信憑性は?
当店では、ありとあらゆるコーティングの皮膜をチェックしております。
ここまではっきり数値が出るコーティングは、ほとんど存在しません。
そのほとんどの、~グラスコーティングだとか~グラスシーラントはたまた~グラスティックコーティングなどは,コーティングの存在が薄すぎて数値に出てきません。

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