ガラスコーティングの種類

ガラスコーティングにも色々種類があります。

車の塗装や、ホイールを保護する為に最も有効な物がガラスの皮膜を形成するガラスコーティング、(ガラスコート)が、各メーカーなどから製造、販売、施工している現在、様々な名前で出てきました。

ここでの説明は、ガラス状になる物を説明しており、ガラス成分入りの簡易コートやそれらの成分を配合したワックスやポリマー体は除外しています。

初期

約20年前の一番初めの物は、ポリシラザン数%を吹きつけるタイプでした。
一見塗装の様に施工するのですが、全く違い、有機溶剤で希釈された物でガラス成分が、塗装に吸着して効果を狙った物です。しかし、雨ジミが付きやすい性質であったり、色の濃い車(特に黒のソリッドカラー)に施工するとピカピカに磨き上げた真っ黒が、少し曇った感じになる(白ボケ)などの問題がありました。

それでも、ガラス、吹きつけると言う表現が、施工側にも、ユーザー側にも強烈なインパクトがあり、一世を風靡しました。 ほぼ同時期にオルガノシロキサンやシランを主成分とした手塗りタイプの物があり、本当に液剤そのものが硬化し、速乾性で施工には熟練を要し、通常の施工店は、嫌う一方、吹きつけタイプより効果が高い事から注目の的になりました。

中期

中期になると、吹きつけタイプの弱点を補う工法として、犠牲膜をオーバーコートするタイプが登場しました。 犠牲膜なので、高撥水、低撥水(滑水)、親水と3タイプ、バリエーションに富んだ商品が今でも健在します。

ほぼ同時期のオルガノシロキサンやシランを主成分とした手塗りタイプは、施工性の悪さを克服する為、乾燥時間を大幅に遅くし、作業性を良くする一方で、性能が悪くなる傾向から同じく、犠牲膜をオーバーコートする商品が、登場し、高撥水、低撥水(滑水)親水とあります。

後期

後期になると、中期の吹きつけタイプ、手塗りタイプも2行程とらなければいけない一般施行側の弱みを補ったハイブリッドタイプです。
商品は、実に画期的で、1行程で高撥水、低撥水(滑水)とできるタイプが、多種多様に存在します。
その初めは、A液、B液、C液を混ぜ混合液を塗布する3液1行程の高撥水タイプ。
その次が、1液で高撥水タイプ。
次に吹きつけタイプのポリシラザンと手塗りタイプの利点を生かし、1液と2液を混合させた2液1行程の高撥水タイプ。

しかし、どれをとっても簡略化すればする程、施工性を良くすれば良くする程、耐久性が下がる傾向にある事から、現在は、中期型の物を見直しされているメーカーが軒を連ねています。

中には、雨ジミ(ウォータースポット)を防ぐ為、親水性(全く水はじきしない状態)にするなども見受けられますが、施工後から皮膜が、完全硬化する迄の間(約1ヶ月間)雨ジミ(ウォータースポット)が付きやすいのも事実です。

これらの原因の多くは、コーティング剤中の硬化剤、主成分の種類や含有量(どれだけ有効成分が含まれているか)にあります。

当店では作業性は、施工者側のスキルの問題の為考慮に入れず、性能を考え、お客様側では、簡単に洗車が行え、メンテナンスも簡単に行え、ただキレイではなく、高次元で、キレイな状態を維持出来る事を目的としております。
ハイテクX1コートversion3は、完全硬化が約1週間で、たとえ皮膜硬化期間中であっても雨ジミ(ウォータースポット)がほとんど付かなく、白ボケのない、光沢に優れたガラス皮膜です。
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