花粉で汚れた場合の対処方

花粉で汚れた場合の対処方

花粉は、3月~5月の終わり頃まで続き、粉状にボディーに付着します。

粉状の時は、それ程悪さをしませんが、洗車時に水をかけた途端に花粉が溶け出し、ペクチンという酸性に変化をしますが、粉状のうちの場合は、洗車時に洗い流せますので、酸性に変化しても、酸の攻撃時間が短い為、ダメージになりません。

粉状になった花粉が、ボディーに停滞し、雨が降ると、同じく、花粉が溶け出し、ペクチンという酸性に変化をします。この酸は、時間経過と共に塗装に凹み状のシミを作る強烈な毒性を持っていますので、早めの洗車が重要です。

洗車の際は、ボディーが冷えている時に、最大の水量でボディーに水をかけ、弱酸性のシャンプーで洗う事で、酸性である花粉を中和し、効率よく落とすことが出来ます。

注意して頂きたい事は、洗車キズを防ぐと言う意味で、ボディーの1パネルをシャンプーで洗ったらすぐに水で濯ぎ、スポンジも、流水で濯いでから次のパネルを同じ要領で洗うと良いです。

後は、通常の洗車と同様、上面である、ボンネット、ルーフ、トランクを先に拭き、時計回りや、反時計回りに拭き取ります。

溶けた花粉が強烈な場合

洗車をする前に、やかん等にできる限り、沢山の水を入れ、60度~70度まで熱します。

それ以上の温度は、危険なので60度~70度を守って下さい。

そのお湯で、ゆっくり、ゆっくり、やかんを移動させ、ボディーを暖めながら流していきます。
その際、やかんをボディーに当てない様に注意しながら行って下さい。

すると、ほとんどの花粉は、溶けて無くなります。

その後、弱酸性のシャンプーで洗うと残りの花粉や目視で確認しにくい汚れを除去出来ます。

※長期間放置した場合は、この方法が、通用しなくなります。

ご自宅の洗車環境が、水とお湯両方出せる環境の方は、60度に温度設定を行いホースから設定温度になるまで、地面などに出し続け、熱いお湯が出る様になってから、ホースをゆっくり移動させながら流して下さい。

※60度の高温は、火傷の原因になりますので、直接手で触らないようご留意下さい。

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